Remote Utilities がネットワーク上に送る通信はすべて暗号化されています。 このプログラムは Viewer と Host 間で安全な通信を行うために TLS 1.2 を使用します。 暗号化は常に有効であり、ユーザーが自身で無効にすることはできません。 転送データは接続の種類やユーザーライセンスにかかわらず、暗号化されます。
Viewer がインストールされた PC がコンピューターが危険に晒された場合に備えて、アドレス帳を暗号化して保護することができます。 これはアドレス帳にアクセスパスワードを保存している場合に非常に重要です。
Host へのアクセスパスワードを他の人に推測された場合や盗まれた場合に備えて、リモートホスト用に 2 段階認証を有効化して不正アクセスを防ぐことができます。 ログイン用のコードを提供する Google Authenticator または同等の 2 段階認証アプリを使用することができます。
証明書を使った Host の ID チェック機構により、接続を意図したのと同じ Host に接続されていることを保証します。 Host の証明書が変更されると、Viewer はすぐに警告フラグを立て、今後の対応を決定させるための警告を表示します。
Remote Utilities はまったくネット接続のない、孤立した環境でもディプロイして使用することができます — 弊社の Web サーバーとの通信は必須ではありません:
どんな認証方法を選択しても、パスワードなしで進めることはできません。 既定で設定されているパスワードや専門的なパスワードもありません。 あなたがインストールした Host にアクセスする方法を知っているのは、あなたとあなたが承認した使用者だけです。
Remote Utilities にはブルートフォースアタックによるパスワードクラッキング対策がしっかり施されています。 不正なパスワードが複数回に渡り入力された時には、次回パスワード入力が可能になるまでの経過時間を、システムが自動で増やします。
さらに、システムはその Host がブルートフォースアタックの被害にあっているかどうかアルゴリズム的に判断し、その発信元である IP アドレスを一時的にアクセス禁止にします。
システムトレイに常に表示された Host アイコンにより、コンピューター上で Remote Utilities が実行中であることをリモートユーザーがいつでもわかるようになっています。 また、プロセスの一覧にも常に表示されます。 だから、リモート PC の使用者が管理者権限を持っている場合はいつでも Host を停止したり、アンインストールしたりすることができるのです。
ユーザー許可を要求 オプションを有効にすると、リモート Pc 上に、着信リモートセッションを許可するかまたは拒否するか、その PC 使用者に確認するメッセージが表示されます。 さらに、接続しようとしているそのリモート PC の側に誰もいない場合は、タイムアウトとその場合のアクションを設定することもできます。 その設定次第で、リクエストは許可されたり拒否されたりするのです。
IP フィルタリングを有効にすると、Host と RU サーバー が許可する着信接続を、特定の IP アドレスだけに限定することが可能になります。
ホワイトリスト には、信頼済みの IP アドレスを設定します。そのリストに載っていない IP アドレスからの着信接続はすべて拒否されることになります。 ブラックリスト とは、そのリストに載っている IP アドレス以外の IP アドレスからの着信接続はすべてその Host に接続することができるようになるリストです。
Host の設定にパスワードをかけることにより、リモートユーザーが Host の設定を変更することを防ぎます。 他にも、Host アイコンを右クリックして表示されるメニューを非表示にすることもできます。Host アイコンを右クリックしても、メニューが表示されることはありません。